東京高専 水戸研究室

設備

機能性電子材料の作製・評価機器をメインとして管理しています。
また、電子デバイスの試作設備も揃えています。
利用希望等あればご連絡ください。

磁気光学効果測定装置

ファラデー効果、磁気円二色性を極めて高精度に測定可能な装置です。

振動試料型磁力計

磁化特性(磁化ヒステリシス)を計測する装置です。

フーリエ変換赤外分光光度計 (JASCO FT/IR-6300)

赤外線の透過スペクトルから、物質の分子構造等を知ることのできる装置です。
透過だけでなく、反射測定(ATR、RAS)にも対応しています。

ラマン分光光度計 (JASCO RMP-510)

試料にレーザーを照射した際のラマン散乱光スペクトルから、分子構造等を知ることのできる装置です。
上記のFT-IRとは相補的な関係にあり、両方を使用することで詳しい検討をすることができます。

紫外可視分光光度計(JASCO V-750)

波長190nm~900nmの吸光度(透過率)を測定できる装置です。
磁気光学材料のバンドギャップや性能指数を求めることができます。

クリーンブース

試料作製の際にゴミ等が混入しないようにするためのブースです。
1ft3中に含まれる直径0.5μm以上の粒子が1000個以下になる仕様です。(クラス1000)
ドラフトチャンバーを備えており、種々の薬品を使った実験が可能です。

RFマグネトロンスパッタリング装置

セラミックや金属の膜を作製する装置です。
本研究室では主に磁性ガーネット膜の作製に利用しています。

管状雰囲気電気炉

試料の熱処理を行う装置です。
大気、窒素、酸素、及び混合雰囲気での熱処理が可能です。

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液相エピタキシー成長装置

液相エピタキシー成長(Liquid phase epitaxy : LPE)法により単結晶膜を作るための装置です。
単結晶磁性ガーネット膜の成膜に利用します。

3Dプリンタ(UP BOX +)

IoTデバイスのケースや実験用治具の製作に利用しています。

レーザー加工機 (FABOOL Laser CO2)

IoTデバイスのケースや実験用治具の製作に利用しています。

基板加工機

KitMill CIP100です。
プリント基板にする前の試作や、変換基板の作製に利用しています。

電子工作機器類 (それぞれ複数台)

電子工作や、試料の電気的特性を評価するための機器類です。
電子部品も豊富にストックしています。

  • デジタルオシロスコープ
  • アナログオシロスコープ
  • デジタルマルチメータ
  • 直流電源
  • 低周波発信機
  • ファンクションジェネレータ

学内利用機器

  • X線回折装置(XRD)
  • X線電子分光(XPS)
  • 蛍光X線分析装置(XPF)
  • 電界放射型走査電子顕微鏡(FE-SEM)
  • エネルギー分散型X線分光器(EDS)
  • 表面粗さ計(膜厚測定)
  • 3Dプリンタ(熱融解式,光造形式,Polyjet)
  • 基板加工機